さくりの科学コミュニケーション

世界を正しく認識し、適切に関与するために、専門知が有効であることは明らかです。
しかし、いま目の前にしている問題は、どのような専門知で解くことができるのか、そもそも、「問題らしきもの」を解くことのできる問題として構築するには、どの専門知が役に立つのか、必ずしも自明ではありません。
また、個々の専門知が有効な領域は、学問分野の細分化とともに狭くなっていきます。さまざまな前提条件と固有の方法から生まれた解は、果たして、どこまでこの世界の問題に適用可能なのでしょうか。それを誰がどのように、判断し、責任を取るのでしょうか。
さらに、学術的な制度の外側、境界にある知、制度の外側にあるが顕在化していない知、この世界にまだ存在していない知をどのように考慮するか、知へ還元することができない、人々の感情、意思とどのように向き合うべきか、という難しい論点も存在します。
科学コミュニケーション研究所は、リテラシーの向上、対話と協働の推進、アーキテクチャの構築によってさまざまな知を総合し、知・情・意の調和を通じて、科学が関わる公共的な問題に取り組みます。

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