科学夜話 @ 喫茶岐れ路

科学夜話@喫茶岐れ路は、科学コミュニケーション研究所(さくり)が主催する対話のイベントです。

これから

・開催概要
  1. 日時:2023年9月14日(木)19:00~20:30
  2. 場所:オンライン(Zoomミーティング)
  3. テーマ :「次の一歩を踏み出すために、いま再びの科学コミュニケーション1.0」
  4. プレゼンター:永山 國昭さん(総合研究大学院大学 名誉教授・自然科学研究機構 生理学研究所 名誉教授
  5. 趣旨:日本の科学コミュニケーションはどのように始まり、どのような過程を経て、現在、どのような状況にあるのか。「科学コミュニケーション」という言葉が政策的に用いられる前から、研究時間を割いて、科学を語り、社会と対話し、市民と科学を楽しむことをつづけてきた永山さんから、ご自身の研究生活と(広義の)科学コミュニケーションについてご紹介いただき、科学コミュニケーション1.0を振り返りながら、これからの科学コミュニケーション、とりわけ、研究者が自ら実践する科学コミュニケーションの意義と可能性について話し合う。
  6. 参加費:選択制(1,000円~) ※小冊子(PDF)付き。実施後にご送付します。
  7. お申込み:9月13日(水)正午までに以下のフォームよりお申し込みください。お申し込みはこちらhttps://jp.surveymonkey.com/r/GX9YPJ7
  8. 主催:科学コミュニケーション研究所(さくり)

・プレゼンターのご紹介

永山國昭さんは、生物物理学の研究を続けながら、1997年に英国王立研究所でファラデー以来の伝統を持つ金曜講話を行ったことがきっかけとなり、科学技術振興機構(JST)の科学技術理解増進事業に招聘され、黎明期の科学コミュニケーション(科学コミュニケーション1.0)を担った科学コミュニケーターのひとり。現在は、Life is small Projects代表として、モバイル顕微鏡を活用したシティズンサイエンスを展開し、新たな科学コミュニケーションの可能性を探求している。

・プレゼンターからのメッセージ

ファラデーは、クリスマスレクチャーを通じて市民に科学を語り、感動を与え、人々の理解と支持を得ました。レーウェンフックは、専門教育を受けることなく、顕微鏡を自ら制作して身の回りを観察し、ミクロ世界を発見して世に知らしめました。私は、一物理学者として、彼らと時空を超えた対話を続けながら、科学と市民をつなぐ活動を続けてきました。もちろん、私からみなさんにお話しできることは、ごく個人的な体験と思索の軌跡に過ぎないものです。しかし、それを今という時点から振り返り、時代の流れの中で捉え直すことで、みなさんと一緒に、これまでとこれからの科学コミュニケーションについて考えてみたいと思います。とりわけ、これまで科学コミュニケーションに携わってきたけれど、複雑化する科学と社会の関係の中で壁を感じている方、科学コミュニケーションに関心はあるけれど、初めの一歩を踏み出せないでいる方に、この科学夜話が「私の科学コミュニケーション」を見つける一助になれば幸いです。

これまで

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